構造設計

地盤及び基礎ぐい

液状化って何?

砂や土など間には隙間があり、その隙間は地下水で満たされています。その状態で地震による振動が起こると粒子間の結合が剝がされ比重が小さいものは浮き、大きいもの沈みます。つまり水や細かい砂などは上昇し、土などは沈下します。これが液状化が発生するメ...
構造設計

柱の水平剛性の求め方は?

柱の水平剛性の式の算出方法を紹介します。基本式は柱の水平変位は『先端に集中荷重を受ける受ける片持ち梁の自由端のたわみ』に等しくなります。 柱脚がピンの場合 柱頭の水平変位は先端に集中荷重Qを受ける片持ち梁の自由端のたわみに等しくなるので $...
構造設計

剛域って何?

剛域とは鉄筋コンクリート造で断面二次モーメントが無限大と考えてよい範囲のことを言い、次の範囲になります。 材端が鉄筋コンクリート部材に剛接合されるとき、その縁より材せいの1/4入った位置(解説図9.5(a)参照) 材が軸に対し、25°以上の...
荷重及び外力

マグニチュードと震度の違いは?

(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript ||c.scripts...
鉄骨造

鋼材の使い分けってどのようにしているの?

代表的な建築構造用鋼材の規格一覧は下記になります。 建築知識2006年5月号P.146鋼材を使い分ける基礎知識 表の〇は建築構造用鋼材として必要とされる規定を満足するもの。△は一部満足しない部分があるもの。×は規定がないもの、あるいは規定値...
鉄筋コンクリート造

梁の必要幅ってどのように出すの?

上の表は鉄筋コンクリートの梁幅に対する鉄筋本数の表になります。必要幅の算出式は次のようになります。 かぶり×両側+(帯筋+鉄筋の曲げ半径/2)×両側+鉄筋の最小間隔×(鉄筋本数-1)=必要幅 ここで主筋D25、帯筋D13で3本の時の必要幅を...
鉄骨造

鉄骨の表サイズ、裏サイズって何?

一般的に設計での表サイズと裏サイズの使い分けは次のようになります。 表サイズ:柱・大梁等の主架構、片持ち梁等の溶接で使用する部材 裏サイズ:小梁等の弾性範囲で使用する部材 鋼構造設計便覧/JFEスチール株式会社P5-9,5-10 事務所内で...
鉄骨造

ブレースの角度はどのくらいが良いの?

ブレースの最適な角度 30°~45° 理由を説明します。まずブレースにかかる力の式は下記になります。 N=(E・A/L)・δ δ=δh・cosθ Q=N・cosθ  N:軸力  E:ヤング係数  A:ブレースの断面積  L:長さ  δ:軸方...
鉄骨造

梁せいの差ってどのくらい必要なの?

鉄骨のダイアフラムは中柱では四方から取付きます。柱に取付く梁せいが異なるとき梁せいの差はどのくらい必要なのかを説明します。 柱に取付く梁せいが異なるときの必要な梁せいの差: 150mm以上超音波探傷の必要な距離はダイアフラム間で下図のhを1...
鉄骨造

柱や梁の継手位置はどのように決まるの?

梁や柱の継手位置は部材が運搬できるかどうかで決まります。以下に車両の主な車両の積載荷姿図と許可範囲を示します。 鉄骨工事技術指針・工事現場施工編 日本建築学科付13.車両制限令による輸送可能範囲 計画地周辺の道路状況にもよりますが、一般的に...